GT-Rのつぶやき  


   

2009年01月のトピックス

 
         
    山火事 その後                        愛媛県森林組合連合会  
  [ 2009.1.30.Fri ]  
   

新年のご挨拶時期は過ぎ去っておりますが、本年最初の更新ですので・・・

「明けましてご無沙汰致しております。本年も宜しくお願い致します。」




山火事 その後

昨年8月24日に起こった山火事の為、笠松山が禿げ山の様になり、方々で山肌が露出しています。

ほぼ毎日山登りしている方曰く、「大量の落葉が無くなって前より登りやすくなった。でも、梅雨時期は土が崩れそうやな。」だそうです。



このままでは土砂災害の危険があるということで、昨年から治山工事が始まりました。

砂防堰堤を何ヶ所か造るそうです。

市の職員、県森連の方々が治山事業について説明に来られ、その事業の一環として、
「個人所有の山林を保安林に指定する事に同意してくれたら間伐をしてあげます。」
というお話があり、早速作業をして頂き、昨年中に完了しました。

総立木本数の約48%を間伐し、切った木を土砂が流れるであろう方向に対して直角方向に並べ、それで多少の土砂を食い止めると共に、日当たりが良くなる事により、雑草を生やさせ、土をしっかりさせるそうです。

かなりスッキリして見通しも良くなり、治水にも効果がありそうです。

今回、ついでに別途、枝打ちも依頼していますが、4寸柱が採れるまでには、あと4,50年かかるそうです。

現在、自宅裏山の枝打ちに掛っていますが、入り口付近に白いプレートの様なものが貼ってあり、見てみると、

「ハンターさんへ
 現在森林整備で山に入っています
 間違って撃たないでね」

旨の言葉が書かれていました。


林業が本業ではありませんが、地球温暖化防止に少しでも役立てばと思い、森林整備をしています。



愛媛県森林組合連合会

略称:県森連という組織があるのは知っていましたが、具体的に何をしているのかは知りませんでした。が、今回良くわかりました。

こういう場合にも活躍する組織でした。






上の段の2枚続きの写真はこちら側から見た山火事のほぼ完全な全景ですが、地肌が表れ所々で土砂が流れ始めています。

右下は、治山工事現場事務所です。
おばちゃんが店番しています。
 
     

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